現職と
新人の2
人の
争いとなった
茨城県知事選挙は、
現職の
大井川和彦氏(57)の2
回目の
当選が
確実になりました。
茨城県知事選挙は、午後8時までに締め切られ、開票が始まっています。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や、5日投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では自民党、公明党、国民民主党が推薦した現職の大井川和彦氏が、共産党が推薦した新人を大きく引き離して極めて優勢です。
また、4日までに期日前投票をした人を対象に行った出口調査でも、大井川氏が大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、大井川氏の2回目の当選が確実になりました。
大井川氏は57歳。
茨城県土浦市出身で経済産業省の職員やIT企業の役員などを経て、前回4年前の県知事選挙で初当選しました。
緊急事態宣言が出される中で行われた今回の選挙戦で、大井川氏は、新型コロナウイルスのワクチン接種の体制の確保や検査体制の拡充、それに地域経済の活性化に向けた企業誘致などに取り組むと訴えました。
その結果、与野党各党の支持層に加え、無党派層からも幅広く支持を集め2回目の当選を確実にしました。