日本新聞: 国連本部で「平和の鐘」鳴らす式典紛争などの停止呼びかけ

国連こくれん本部ほんぶで「平和へいわの鐘かね」鳴ならす式典しきてん紛争ふんそうなどの停止ていし呼よびかけ

Sep 18, 2021 09:09

Furigana

アメリカ・ニューヨークの国連こくれん本部ほんぶでは、日本にっぽんから贈おくられた「平和へいわの鐘かね」を鳴ならす式典しきてんが行おこなわれ、グテーレス事務じむ総長そうちょうは「人類じんるい共通きょうつうの敵てきである新型しんがたコロナウイルスとの戦たたかいに集中しゅうちゅうしなければならない」と述のべ、紛争ふんそうなどの停止ていしを呼よびかけました。

国連こくれん本部ほんぶの日本にっぽん庭園ていえんにある「平和へいわの鐘かね」は、日本にっぽんで平和へいわ活動かつどうに取り組とりくんだ愛媛えひめ県けんの中川なかがわ千代治ちよじさんから1954年ねんに贈おくられたもので、世界せかい各国かっこくのコインを溶とかしてつくられました。

国連こくれんでは、毎年まいとし9月つき21日にちの「国際こくさい平和へいわデー」の前後ぜんごに「平和へいわの鐘かね」を鳴ならす式典しきてんを行おこなっていて、17日にち、グテーレス事務じむ総長そうちょうや日本にっぽんの石いし兼けん国連こくれん大使たいし、それに、鐘かねを贈おくった中川なかがわさんの娘むすめの高瀬たかせ聖子せいこさんらが出席しゅっせきしました。

式典しきてんでグテーレス事務じむ総長そうちょうは「われわれは人類じんるい共通きょうつうの敵てきである新型しんがたコロナウイルスとの戦たたかいに集中しゅうちゅうしなければならない。パンデミックを終おわらせるため連帯れんたいが必要ひつようだ」と述のべ、世界せかい各地かくちで続つづく紛争ふんそうなどの停止ていしを呼よびかけました。