福岡県飯塚市と
鹿児島市で3
人の
子どもが
遺体で
見つかった
事件で、
子どもの
父親が、3
人のうち小学生の
男の子への
暴行で
これまでに4
回児童相談所に
通告されていたことがわかりました。25
日、
福岡県飯塚市の
県営団地で、
小学3
年生の
田中大翔くん(9
歳)が
死亡しているのが
見つかりました。
また26日夜になって、一緒に住んでいた3歳と2歳のきょうだい2人も鹿児島市のホテルで遺体で見つかり、父親はホテルの部屋から飛び降りて大けがをしました。
警察によりますと、父親は大翔くんへの暴行で、過去5年間に4回、警察から児童相談所に通告されたということです。
父親は警察に対し暴行したことを認め、そのつど大翔くんは一時的に児童相談所に預けられたということです。
一方で、3歳と2歳のきょうだい2人には虐待などに関する通告はなかったということです。
これまでの捜査で、大翔くんは今月中旬に死亡したとみられ、同じ時期に父親は福岡市でレンタカーを借り、2人のきょうだいを連れて宮崎県方面へ移動したことが分かっています。
乗っていたレンタカーに使われていない練炭が残されていたほか、滞在先からは遺書のようなものが見つかっていて、警察は無理心中を図ろうとしたとみて捜査しています。
警察は、父親が大翔くんが死亡した経緯についても知っているとみて調べています。