大雪の峠はこえましたが、積雪の多くなっているところでは、交通への影響や雪崩、雪下ろし中の事故などに十分な注意が必要です。気象庁によりますと、上空の寒気と冬型の気圧配置の影響で、北海道から北陸にかけての日本海側を中心に、断続的に雪が降っています。
午後6時の積雪は、
▽群馬県みなかみ町藤原で2メートル9センチ、
▽新潟県津南町で2メートル6センチなどとなっています。
大雪の峠はこえ、21日は冬型の気圧配置が緩む見込みですが、北日本の山沿いを中心に、引き続き、雪が降るところがある見込みです。
気象庁は、積雪が多くなっている地域では、路面の凍結などによる交通への影響や、雪崩、屋根からの落雪や、電線や樹木への着雪、それに雪下ろし中の事故に十分注意するよう呼びかけています。
車で移動する場合は、冬用タイヤやチェーンを装着し、慎重な運転を心がけてください。
また、雪下ろしをする際には、必ず2人以上で作業を行い、軒先からの落雪や屋根からの転落に気をつけるなど十分な安全対策をしてください。