Japanese News: 「爆笑問題」太田光さんの“裏口入学”記事で新潮社に賠償命令

「爆笑ばくしょう問題もんだい」太田おおた光ひかりさんの“裏口うらぐち入学にゅうがく”記事きじで新潮社しんちょうしゃに賠償ばいしょう命令めいれい

Dec 21, 2020 11:12 5

Furigana

人気にんきお笑おわらいコンビ「爆笑ばくしょう問題もんだい」の太田おおた光ひかりさんが、大学だいがくに裏口うらぐち入学にゅうがくしたと書かかれた週刊しゅうかん新潮しんちょうの記事きじについて、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょは、真実しんじつという証明しょうめいがあったとは認みとめられないとして、新潮社しんちょうしゃに対にたいし、ウェブサイトの記事きじの削除さくじょと440万まん円えんの賠償ばいしょうを命めいじました。爆笑ばくしょう問題もんだいの太田おおた光ひかりさんは、おととし、週刊しゅうかん新潮しんちょうに、日本にっぽん大学だいがく芸術げいじゅつ学部がくぶに裏口うらぐち入学にゅうがくしたとするうその記事きじを掲載けいさいされ、名誉めいよを傷きずつけられたとして、新潮社しんちょうしゃを訴うったえました。

21日にちの判決はんけつで、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょの田中たなか孝一こういち裁判さいばん長ちょうは「取材しゅざい源げんである匿名とくめいの人物じんぶつが話はなした内容ないようの信用しんよう性せいを認みとめられる客観きゃっかん的てきな証拠しょうこは見当みあたらず、記事きじの内容ないようが真実しんじつだという証明しょうめいがあったとは言いえない。記事きじにした場合ばあいの影響えいきょうの大おおきさに比くらべて、十分じゅうぶんな検討けんとうや裏付うらづけ取材しゅざいをしたとは言いい難がたい」と指摘してきしました。