Actualités japonaises: 新型コロナワクチン接種の自己負担額最大7000円程度厚労省

新型しんがたコロナワクチン接種せっしゅの自己じこ負担ふたん額がく最大さいだい7000円えん程度ていど厚あつ労ろう省しょう

Dec 22, 2023 22:12 2

Furigana

来年度らいねんどから一部いちぶ自己じこ負担ふたんが求もとめられる新型しんがたコロナワクチンの接種せっしゅについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、接種せっしゅ費用ひようの自己じこ負担ふたん額がくを最大さいだいで7000円えん程度ていどにする方針ほうしんを決きめました。

新型しんがたコロナワクチンの接種せっしゅは、現在げんざいは費用ひようが全額ぜんがく公費こうひ負担ふたんで、無料むりょうで受うけることができますが、来年らいねん度ど以降いこうは季節きせつ性せいインフルエンザなどと同様どうように、原則げんそく費用ひようの一部いちぶ自己じこ負担ふたんを求もとめる「定期ていき接種せっしゅ」で行おこなわれます。

定期ていき接種せっしゅの場合ばあい、国くにの交付こうふ税ぜいで、接種せっしゅ費用ひようの3割わり程度ていどを補助ほじょした上うえで接種せっしゅが行おこなわれますがコロナワクチンはインフルエンザワクチンと比くらべると高額こうがくで、厚生こうせい労働ろうどう省しょうの専門せんもん家か会議かいぎでは委員いいんから「自己じこ負担ふたんが高額こうがくになることへの対策たいさくを考かんがえてほしい」と意見いけんがあがっていました。

こうした中なか、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、接種せっしゅ費用ひようの自己じこ負担ふたん額がくを最大さいだいで7000円えん程度ていどにする方針ほうしんを決きめました。

ただ、ワクチンの価格かかくが高たかい場合ばあいに、差額さがくを国くにが補助ほじょするかどうかなど、自己じこ負担ふたん額がくを7000円えんにおさめるための方法ほうほうについては、今後こんご検討けんとうするということです。

このほかに、自治体じちたい独自どくじの補助ほじょが行おこなわれた場合ばあいは、さらに負担ふたん額がくが少すくなくなることも考かんがえられるとしています。

一方いっぽう、定期ていき接種せっしゅの対象たいしょう者しゃは65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃと、60歳さいから64歳さいで基礎きそ疾患しっかんがある重症じゅうしょう化かリスクの高たかい人ひとで、これ以外いがいの人ひとは「任意にんい接種せっしゅ」となるため、自己じこ負担ふたん額がくは7000円えんを超こえる見通みとおしだということです。