高校を卒業したあと、平成23年、育成選手としてソフトバンクに入団しました。
2年目に支配下契約を結んで初登板し、3年目にプロ初勝利をあげました。
最速160キロを超える力のあるストレートと、「お化け」とも評される落差の大きいフォークボールが持ち味です。
6年目の平成28年に初のふた桁勝利となる12勝をあげたあと、今シーズンまで7年連続でふた桁勝利をマークし、チームの絶対的なエースとして活躍してきました。
平成29年には「勝率第1位」、令和元年には「最多奪三振」、そして令和2年には「最多勝」「最優秀防御率」、それに「最多奪三振」のタイトルを獲得しました。
去年の東京オリンピックでは、日本代表として出場して金メダル獲得に貢献しました。
今シーズンは22試合に登板し11勝6敗、防御率1.94で、シーズンの最後まで優勝争いをしたチームの投手陣の柱となりました。
プロ野球での通算成績は、12年間で224試合に登板し、87勝44敗、防御率2.59でした。
プロ野球の育成選手出身で大リーグの選手になるのは初めてです。