アメリカで
黒人男性が
白人の
警察官に
押さえつけられて
死亡した
事件を
受けて
人種差別への
抗議の
声が
高まる中、NFL=アメリカ
プロフットボールリーグのロジャー・グッデルコミッショナーは「
選手たちの
声に
耳を
傾けなかったのは
過ちだったと
認める」と
述べ、
今後は
選手たちが
示す抗議の
行動を
支持する
考えを
表明しました。
NFLでは2016年に、当時フォーティーナイナーズのスター選手だったコリン・キャパニック選手が警察官による黒人への暴行事件を受けて、試合前の国歌斉唱で起立せずにひざをついて人種差別への抗議を示しました。
この抗議行動は他の選手にも広がりましたが、NFLはその後、試合での国歌斉唱の際には起立することを求めていました。
アメリカで先月25日に黒人男性が白人警察官に首を押さえつけられ死亡した事件についても、NFLの中では多くの選手が抗議の声をあげていて、これを受けてNFLのロジャー・グッデルコミッショナーは5日、ツイッターに動画を投稿しました。
この中でグッデルコミッショナーは「私たちNFLは人種差別と黒人への抑圧を非難する。これまで選手たちの声に耳を傾けていなかったのは過ちだったと認める。すべての選手が声をあげ、平和的に抗議することを支持する」と述べて、今後は選手による抗議行動を支持する考えを表明しました。