台湾国防部が2年に一度まとめる国防報告書を発表しました。外敵からの攻撃を強く意識した作戦が記されています。
報告書では「中国軍は軍事衝突が発生した際に素早く台湾を占拠し外国からの介入を阻止するだろう」と狙いを分析し、「台湾は遠距離の攻撃能力を高めて敵の侵攻速度を抑え、敵が上陸した際に殲滅(せんめつ)する」としています。
また、台湾と各国との関係については「アメリカや同盟国と協力して中国の軍事の拡張に対抗する」との方針を示したほか、「中国は経済力を利用して国際秩序を変えようと企んでいる」と批判しています。