菅官房長官は、
記者会見し、
北朝鮮から
弾道ミサイルと
見られるものが
発射され
そのうち1発が、
島根県島後沖の
日本の
排他的経済水域内に
落下したと
見られるということです。
これまでのところ
被害の
情報はないものの、
引き続き、
被害がないか
確認しているということです。
菅官房長官は
記者会見で、「
1発は
7時17
分ごろに、
北朝鮮が
わが国の
排他的経済水域外に、
また1発は
7時27
分に
島根県島後沖、
日本海上の
わが国の
排他的経済水域内に
落下したものとみられる。
現時点において、
付近を
航行する
航空機や
船舶への
被害報告は
確認されていない」と
述べました。
日本のEEZ内落下は2017年以来
北朝鮮のミサイルが日本の排他的経済水域内に落ちたとすれば、2年近く前の2017年11月29日以来と見られます。
首相が万全の態勢とるよう指示
菅官房長官は会見で、安倍総理大臣から、▽情報収集、分析に全力を挙げ、国民に対し迅速的確な情報提供を行うこと、▽航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、▽不測の事態に備え、万全の態勢をとることの3点について指示があったことを明らかにしました。
外務省幹部「米朝実務協議を前に交渉材料にしているか」
外務省幹部は、「アメリカと綿密に情報交換を行い、発射の意図などについて分析している。米朝の実務協議を前にした交渉材料にしている可能性もある」と話しています。