「
全日本テコンドー
協会」の
強化体制や
方針をめぐって、
協会と
選手側が
対立している
問題で、
都道府県の
協会の
一部の
代表者などが、
このままでは
東京オリンピックを
迎えることは
難しく
組織の
抜本的な
改革が
必要だなどとして、
金原昇会長を
含むすべての
理事を
選び
直すよう
臨時の
正会員総会の
開催を
求める方針を
固めました。「
全日本テコンドー
協会」と
日本代表候補の
選手らは、
強化方針や
協会の
運営について
意見が
対立し
今月1日には
両者が
出席して
会合が
開かれましたが、
一部の
選手が
途中で
退席する
事態となり、
双方の
溝は
埋まりませんでした。
8日開かれた定例の理事会では金原会長などすべての理事の辞任について議論されましたが、一部の理事の辞任の申し出にとどまりました。
こうした中、都道府県の協会の代表者などの「正会員」がこのままの体制では、東京オリンピックを迎えることは難しく組織の抜本的な改革が必要だなどとして金原会長など16人のすべての理事を選び直すよう正会員総会の招集を請求する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
協会の定款では、総正会員のうち5分の1以上が、理由を示したうえで臨時の総会の招集を求めた場合、会長は総会を招集しなければならないとされています。
協会によりますと総会で、総正会員の過半数が出席し出席者の過半数が賛成すれば、すべての理事が解任されることになります。今月1日現在で正会員は22人在籍しているということです。