アメリカのファースト・レディーのジル・バイデン氏は東京オリンピックで政府代表を務めることになっていて、21日、開会式に向け、アラスカ州の空港を出発しました。
記者団から東京オリンピックを楽しみにしているかと問われたジル氏は「もちろんです。あなたもそうでしょう」と答え、専用機に乗り込みました。
これに先立ちホワイトハウスのサキ報道官は記者団に対し「大統領とファースト・レディーは、アメリカの選手団に対し最大級の応援と支援をすることが重要だと考えている」と述べました。
そのうえで、アメリカの政府代表団が今回はジル氏と駐日臨時代理大使のグリーン氏の2人となっていることについて「ふだんはもっと多いが今回は2人だけだ。市民との接触は限られていて、滞在中は十分な注意を払うことになる」として、感染対策に細心の注意を払っていると強調しました。
ジル氏は22日午後、日本に到着し、東京で菅総理大臣夫妻との夕食会に出席するほか、23日に皇居を訪れて天皇陛下と面会する予定です。