午後7時までの1時間には
▽広島県が熊野町に設置した雨量計で22ミリの強い雨を観測しました。
鹿児島県枕崎市ではこの72時間の雨量が535ミリと、観測を開始してから最も多くなっています。
これまでに降った雨で、鹿児島県、長崎県、熊本県、徳島県、静岡県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
長崎県雲仙岳で1269.5ミリ、 佐賀県嬉野市で1173ミリ、 熊本県山鹿市で1041ミリ、 広島市三入で550.5ミリに達し、 嬉野市などではすでに平年の年間降水量の半分を超えています。
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で大気の非常に不安定な状態が続き、19日にかけて▽西日本から北日本にかけての広い範囲で雷を伴って激しい雨が降り、▽中国地方や九州、東海では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。 19日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで ▽四国と東海で150ミリ、 ▽九州北部と九州南部、中国地方、近畿で120ミリ、 ▽関東甲信と東北で80ミリと予想されています。 その後、20日夕方までの24時間には、いずれも多いところで ▽四国と近畿で100ミリから150ミリ、 ▽九州北部と九州南部、中国地方、東海、関東甲信で50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
決して油断せず、引き続き厳重に警戒してください。 自治体が発表している情報などを確認して災害の危険のある場所にいる人は早めに安全な場所に避難し、すでに避難している人は、引き続き安全な場所で過ごすようにしてください。
総雨量1200ミリ超 年間降水量半分超も
今後の予想