国民民主党の
玉木代表は、
衆議院選挙に
向け、
立憲民主党と
調整してきた
協力の
覚書について、
小選挙区での
候補者の
一本化など、
一致できる部分で
合意したとして、
近く締結される
見通しになったことを
明らかにしました。
次の衆議院選挙に向けて、国民民主党は、7月に立憲民主党との間の実務者レベルで、小選挙区は候補者の一本化を図り、小選挙区で比例代表の選挙運動を行う場合は、原則として、その選挙区の候補者が所属する政党への支持を両党とも呼びかけるとする協力の覚書を交わし、党内手続きに入りました。
しかし、比例代表の選挙運動の取り決めに「小選挙区の候補者の数が圧倒的に多い立憲民主党を有利にし、不公平な内容だ」と反発が出て、調整が難航していました。
これについて、国民民主党の玉木代表は、記者会見で「小選挙区での候補者の一本化など、一致できる部分で合意した」と述べ、比例代表の取り決めを削除することで両党が折り合い、近く覚書を締結する見通しになったことを明らかにしました。
一方、玉木氏は、先に、共産党は全体主義だとした、みずからの発言をめぐり、17日に志位委員長から「事実誤認だ」と説明を受けたとして、発言を改める考えを示しました。