一方、
岸田氏は、
党の
信頼回復のために
改革を
断行するとして、
党役員に
中堅や
若手を
登用し、
任期を
連続3
年までとする
ほか、
政治とカネの
問題を
国民に
丁寧に
説明し、
透明性を
確保すると
訴えました。
また、新型コロナ対策については、「『多分よくなるだろう』ではコロナに打ち勝つことはできない。人流の抑制、病床や医療人材の確保などに、国や自治体がより強力に取り組めるよう法改正を検討する」と述べたうえで、幅広い分野の専門家による新たな組織を立ち上げ、社会経済活動の在り方を検討する考えを示しました。
さらに、経済政策では「新しい資本主義を構築する」として、中間層の拡大に向けて所得を引き上げる「令和版所得倍増」を目指すとともに、社会のデジタル化によって都市と地方の物理的距離を乗り越える「デジタル田園都市国家構想」を実現すると訴えました。
そして、「党員投票も含むフルスペックで行われる選挙であり、まず向き合うのは国民であり党員だ。去年の選挙から1年間、厳しい声もたくさん聞いたが、それをエネルギーにして発信力をしっかりと発揮したい」と決意を示しました。
岸田氏は、衆議院広島1区選出の当選9回で、64歳。
平成5年の衆議院選挙で初当選し、これまでに外務大臣や党の政務調査会長などを歴任しました。
総裁選挙への立候補は、去年の選挙に続き、2回目となります。
高市前総務相 推薦人確保へ働きかけ本格化
来月末の
任期満了に
伴う自民党総裁選挙について、
高市前総務大臣は、
党本部で
記者団に対し、
立候補への
意欲を
重ねて
示したうえで、
必要な20
人の
推薦人の
確保に
向けて
働きかけを
本格化させると
強調しました。
この中で自民党の高市前総務大臣は、総裁選挙の日程が決定したことについて、「いよいよキックオフだ。精いっぱい、多くの同志に政策を伝え、賛同をお願いしていきたい」と述べ、立候補への意欲を重ねて示しました。
そして、「私が燃えるような思いで立候補したいと思ったのは、安倍内閣がやり残した案件がいくつもあるからだ。2%の物価安定目標の達成や、中国への機微な情報の流出を阻止するための法整備などをしっかり引き継いでいきたい」と述べました。
そのうえで、立候補に必要な20人の推薦人の確保について、「きょうまで活動を慎んできたが、驚くほどたくさんの議員から『頑張ってくれ』などと電話をもらっている。きょうから電話をかけ直すなどして、1人ひとり丁寧にお願いしていきたい」と述べ、働きかけを本格化させる考えを示しました。
下村政務調査会長 立候補に向けた準備強調
自民党総裁選挙をめぐって、
下村政務調査会長は
立候補に
向けた
準備を
進めていると
強調し、
立候補する
場合は、
政務調査会長の
職務を
ほかの
人に
委ねたいという
考えを
示しました。
自民党総裁選挙への立候補に意欲を見せている自民党の下村政務調査会長は、26日午前、東京都内で記者団に対し、「同志から『総裁選挙に出るべし』という声があり、できるだけ早く関係者の理解と協力を得られるよう進めている」と述べ、立候補に向けた準備を進めていると強調しました。
一方、党内から、党三役は立候補を自重すべきだという声が出ていることについて、「平時であれば党三役の立場では総裁選挙に出ないという考えもあるが、今はある意味で国家危機だ。政務調査会長として新型コロナ対応をやってきたが十分でないと思っていたことがたくさんある」と述べました。
そのうえで、「最後まで仕事はまっとうしていくが、いざ総裁選挙に出るということになれば、代理の人を立てて党の政策の停滞を生まないよう責任を果たしたい」と述べ、立候補する場合は、政務調査会長の職務をほかの人に委ねたいという考えを示しました。
所属派閥に影響力ある安倍前首相と会談 理解と協力求める
下村政務調査会長は26
日夕方、
東京都内の
安倍前総理大臣の
自宅を
訪れて
およそ40
分間会談し、
立候補への
理解と
協力を
求めました。
安倍氏はすでに菅総理大臣の再選を支持する考えを示していて、先週下村氏と会談した際には「すぐ応援するという状況ではない」と伝えていました。
下村氏としては、自らが所属する細田派に影響力を持つ安倍氏をはじめ、派閥幹部への働きかけを続け、立候補の環境を整えたい考えです。
二階幹事長は菅首相の再選支持表明 派閥の対応は今後決定
自民党の
二階派は、すでに
二階幹事長が
派閥を
挙げて
菅総理大臣の
再選を
支持する
考えを
示しています。
一方で26日、二階氏が欠席する中、開かれた派閥の会合では、一部の出席者から「派閥のメンバーからも意見を聞き取ったうえで丁寧に方針を決めてほしい」といった意見が出され、派閥としての正式な対応は、今後、改めて決めることになりました。
石原派 会長に対応を一任
自民党の
石原派は26
日午後、
派閥事務所で
会合を
開き、
総裁選挙への
対応を
協議し、
会長の
石原元幹事長に
対応を
一任することを
確認しました。
このあと、石原氏は記者団に対し、「今回は非常に特殊な事態であり、新型コロナはいまだ収束が見えず、衆議院議員の任期満了が迫っている。党員投票を実施して総裁選挙をやることは非常に意味があるが、私どもは、引き続き菅総理大臣をしっかりと支えていきたい」と述べ、菅総理大臣の再選を支持する考えを明らかにしました。
竹下派 所属議員の意向確認へ
自民党竹下派は、
国会内で
会合を
開き、
会長代行を
務める茂木外務大臣は、
体調を
理由に
静養している
会長の
竹下元総務会長からの
伝言を
紹介し、「
竹下氏からは『
基本的に
菅政権を
支えるということに
変わりはないが、
全体の
状況も
あるので、
しっかり見極めてもらいたい』という
指導を
頂いている」と
述べました。
そして、総裁選挙への対応については、今後、所属議員の意向を確認したうえで、検討していくことになりました。
北海道 福島町 ヒグマか 再びゴミ置き場荒らされ警戒続く
ヒグマに襲われた男性が死亡した北海道福島町で、14日夜遅く、店舗のゴミ置き場の扉が壊されているのが見つかりました。14日の朝にも生ゴミが散乱しているのが見つかったばかりで、警察はヒグマが荒らしたものとみて引き続き警戒しています。
N2
Source: NHK
117
Jul 15, 2025 12:07
徳島道 2人死亡事故 トラックが直前に対向車線にはみ出したか
徳島県阿波市の徳島自動車道で14日、高速バスとトラックが衝突して炎上し、2人が死亡した事故で、トラックが直前に車線を区切るポールを倒して、対向車線にはみ出したとみられることが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は詳しい事故の原因を調べています。
N2
Source: NHK
60
Jul 15, 2025 11:07
東海で線状降水帯おそれ 災害に警戒を 突風とみられる被害も
湿った空気の影響で東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、東海や関東甲信では断続的に非常に激しい雨が降っています。東海ではこのあと数時間は線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒が必要です。一方、台風5号は先ほど温帯低気圧に変わりましたが、北日本では風が強く大しけが続く見込みで、強風や高波に十分注意してください。
N2
Source: NHK
41
Jul 15, 2025 12:07
長期金利 10年もの国債利回り1.595%に上昇 約17年ぶり水準に
15日の債券市場では、今後、拡張的な財政政策がとられるのではないかという見方などを背景に、午前中、日本国債を売る動きが広がり、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが1.595%まで上昇しました。これは2008年以来、およそ17年ぶりの水準です。
N2
Source: NHK
40
Jul 15, 2025 11:07
【速報中】日産社長 「湘南工場」でも車両の生産終了と発表
経営の立て直しを迫られている日産自動車は生産体制を見直してコストを削減するため、神奈川県横須賀市にある主力工場「追浜工場」での車両の生産を2027年度末に終了し、福岡県にある子会社の工場に移管・統合すると発表しました。日産自動車のイヴァン・エスピノーサ社長は15日午後5時から本社で会見を開き、神奈川県平塚市にある子会社の日産車体の「湘南工場」でも車両の生産を終了すると発表しました。
N2
Source: NHK
17
Jul 15, 2025 17:07
“ルフィ”広域強盗事件の裁判 グループ幹部に懲役23年を求刑
「ルフィ」などと名乗る指示役による広域強盗事件で、実行役を紹介したとして、強盗傷害ほう助の罪などに問われているグループの幹部に対し、検察は「過去に例のない悪質な犯罪で社会に大きな不安を与えた」として、懲役23年を求刑しました。一方、弁護側は懲役11年が妥当だと主張しました。
N2
Source: NHK
9
Jul 15, 2025 17:07
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