ことし1月、東京 港区のビルの地下駐車場で消火設備が誤作動して二酸化炭素を噴出し、点検をしていた作業員2人が死亡しました。
また去年12月には名古屋市のホテルの地下駐車場でも消火設備が作動して白い煙が充満し、ホテルの従業員など11人が病院に搬送され、このうち作業員の男性1人が死亡しました。
このホテルの消火設備も、二酸化炭素を放出するタイプだったということです。
警視庁などによりますと、15日午後5時すぎ、新宿区下落合にあるマンションの地下駐車場で、消火設備の点検をしていた男性6人が駐車場の中に閉じ込められました。
1人は自力で外に出て無事でしたが、警視庁によりますと、残りの5人のうち3人が死亡したほか、2人が意識不明の重体だということです。
消火設備は二酸化炭素を放出するタイプだということで、警視庁と東京消防庁は消火設備が何らかの原因で誤作動した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。
現場はJR高田馬場駅から北西に1キロほど離れた住宅地です。
ことし1月、東京 港区のビルの地下駐車場で消火設備が誤作動して二酸化炭素を噴出し、点検をしていた作業員2人が死亡しました。
また去年12月には名古屋市のホテルの地下駐車場でも消火設備が作動して白い煙が充満し、ホテルの従業員など11人が病院に搬送され、このうち作業員の男性1人が死亡しました。
このホテルの消火設備も、二酸化炭素を放出するタイプだったということです。