일본어 뉴스: HOYAの創業者一族遺産相続で90億円の申告漏れ国税局から指摘

HOYAの創業そうぎょう者しゃ一族いちぞく遺産いさん相続そうぞくで90億おく円えんの申告しんこく漏もれ国税局こくぜいきょくから指摘してき

Apr 19, 2021 11:04

Furigana

光学こうがく機器きき大手おおて「HOYA」の創業そうぎょう者しゃの一族いちぞくが、遺産いさん相続そうぞくをめぐって国税局こくぜいきょくからおよそ90億おく円えんの申告しんこく漏もれを指摘してきされていたことが関係かんけい者しゃへの取材しゅざいでわかりました。

関係かんけい者しゃによりますと、2015年ねんに90歳さいで亡なくなったHOYAの鈴木すずき哲夫てつお元もと社長しゃちょうが保有ほゆうしていたHOYAの株式かぶしきは、死去しきょする1年ねん前まえに元もと社長しゃちょうの資産しさん管理かんり会社かいしゃ「エス・アイ・エヌ」を通をつうじて、その子会社こがいしゃに移うつされたということです。

これに併あわせて、元もと社長しゃちょうにはエス・アイ・エヌの株式かぶしきが渡わたされ、その後そのご、遺族いぞくが相続そうぞくしましたが、遺族いぞくは税務ぜいむ申告しんこくにあたって、エス・アイ・エヌの株式かぶしきの価値かちを業種ぎょうしゅが似にた上場じょうじょう企業きぎょうの株価かぶかなどをもとに20億おく円えんほどと算出さんしゅつしたということです。

一方いっぽう、東京とうきょう国税局こくぜいきょくは、HOYAの株式かぶしきを実質じっしつ的てきに保有ほゆうするエス・アイ・エヌの株式かぶしきの価値かちは110億おく円えんほどに相当そうとうし「著いちじるしく不ふ適当てきとう」だとして、差額さがくのおよそ90億おく円えんは申告しんこく漏もれにあたると指摘してきしました。

追徴ついちょう税額ぜいがくは、およそ50億おく円えんとみられます。

HOYAの創業そうぎょう者しゃの娘むすめで、エス・アイ・エヌの代表だいひょうを務つとめる元もと社長しゃちょうの妻つまはNHKの取材しゅざいに対にたいし、株式かぶしきを移転いてんさせた手続てつづきは元もと社長しゃちょうが体調たいちょうを崩くずしたので家族かぞくが行おこなったと説明せつめいしたうえで「国税局こくぜいきょくの指摘してきに異論いろんはなく、納税のうぜいを済すませた」と話はなしています。