2頭とも健康状態は良好で、いずれも、体に黒い模様が出始めたのが確認できます。
上野動物園では、先月23日にメスのジャイアントパンダ、「シンシン」が双子の赤ちゃんを出産しました。
2日は、生後8日目となる1日に撮影された2頭の最新映像が公開され、映像では、2頭とも目や耳、それに肩のあたりなどに黒い模様が出始めているのが分かります。
お母さんの「シンシン」は双子のうちの1頭の世話をし、その間、残りの1頭は、保育器で人工保育が行われているということで、映像では、赤ちゃんパンダが保育器の中で飼育員から差し出された哺乳瓶を口に加えて、お母さんの母乳を飲んでいる様子も確認できます。
動物園によりますと、双子の赤ちゃんパンダは、1番最初に計測した体重からおよそ60グラムから100グラムほど増えたほか、体長も、いずれもおよそ2センチ成長していて、健康状態は良好だということです。
まだ、性別はわかっていないということで、今後、中国の専門家の意見を聞くなどして特定していくということです。
一方、お母さんの「シンシン」も、当初は出産の疲れが見えたものの、食欲が少しずつ戻り、今のところ、健康状態に問題はないということです。