日本新聞: 東京2日連続100人超「この傾向が続くこと考えないと」専門家

東京とうきょう2日にち連続れんぞく100人にん超ちょう「この傾向けいこうが続つづくこと考かんがえないと」専門せんもん家か

Jul 3, 2020 18:07

Furigana

東京とうきょう都内とないで2日にち連続れんぞく、100人にん以上いじょうの感染かんせんが確認かくにんされたことについて、日本にっぽん感染かんせん症しょう学会がっかいの理事りじ長ちょうで、東邦とうほう大学だいがくの舘田たてだ一博かずひろ教授きょうじゅは「2週間しゅうかん前まえに休業きゅうぎょう要請ようせいが解除かいじょされて人ひとが動き出うごきだし、感染かんせん者しゃが増加ぞうか傾向けいこうになっている。この間このかん、新あらたな対策たいさくがとられていないので、この傾向けいこうが続つづくことを考かんがえないといけない」と話はなしています。現在げんざい、感染かんせんが確認かくにんされるのは若わかい人ひとが多おおいため、3月つきから4月つきに感染かんせん者しゃが急増きゅうぞうした時期じきとは異ことなり病床びょうしょうはひっ迫ひっぱくしていないということですが、舘田たてだ教授きょうじゅは「感染かんせん者しゃは確実かくじつに数かずが増ふえていて感染かんせん経路けいろが追おえない人ひとも一定いってい数すう見みられている。感染かんせんした若者わかものが元気げんきな状態じょうたいで歩き回あるきまわり、お年寄としよりなどリスクの高たかい人ひとたちに広ひろがっていくと、再ふたたび医療いりょう崩壊ほうかいという事態じたいに直面ちょくめんするおそれもある。同おなじような状況じょうきょうが続つづくと非常ひじょうに危険きけんだ」と述のべ、警戒けいかいの必要ひつよう性せいを強調きょうちょうしました。

そして、今後こんご求もとめられる対策たいさくについて、「3密みつを避さけること、手てや指ゆびの消毒しょうどく、マスクを正ただしいときに使つかうことで感染かんせんはかなり抑おさえられるが、それができない環境かんきょうの中なかで広ひろがることが改あらためてわかってきた。今回こんかいは感染かんせんが広ひろがっている地域ちいきや業種ぎょうしゅが分わかっているためポイントをしぼった対策たいさくを立たてやすいともいえる。補償ほしょうをしたうえでクラスターが起おきているある地域ちいきの特定とくていの業種ぎょうしゅに休業きゅうぎょうを要請ようせいするなど、具体ぐたい的てきな対策たいさくを考かんがえる重要じゅうような時期じきに来きている」と指摘してきしています。

東京とうきょう2日にち連続れんぞく100人にん超ちょう「この傾向けいこうが続つづくこと考かんがえないと」専門せんもん家か

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