前線の
影響で
西日本と
東日本の
広い範囲で6
日にかけて
非常に
激しい雨が
降るおそれがあります。
記録的な
大雨となった
熊本県でも5
日夕方から
再び
雨が
激しく
なる見込みで、
気象庁は
土砂災害などに
警戒を
続けるよう
呼びかけています。
気象庁によりますと
九州南部付近に
停滞する
前線に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込み、
大気の
状態が
不安定になって
九州南部で
雨雲が
発達しています。
前線は5日夜から6日にかけて次第に北上し活動が活発になる見込みで、記録的な大雨となった熊本県でも5日日中、雨が降り、夕方からは雷を伴って激しい雨が降る見込みです。
また、西日本と東日本の広い範囲で6日にかけて激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
6日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽九州南部で200ミリ、
▽東海で150ミリ、
▽九州北部、四国、近畿で100ミリ、
▽関東甲信で80ミリと予想されています。
また7日朝までの48時間の雨量は
▽東海で300~450ミリ
▽九州南部で300~400ミリ
▽九州北部と四国で200~400ミリ
▽近畿で200~300ミリ、
▽関東甲信で150~250ミリ、
▽中国地方で100~150ミリと予想されています。
記録的な大雨となった熊本県では地盤が緩んでいるほか、川の堤防が決壊した場所があるなど危険な状態が続いていて、今後、少しの雨でも土砂災害や洪水の危険性が再び高まる可能性があります。
さらに、前線が今週水曜日ごろにかけて西日本から東日本に停滞するため広い範囲で大雨が続くおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。