新型コロナウイルスの
影響で
当初の
計画より
遅れていた、ヤフーとLINEの
経営統合は、
来年3
月ごろに
実現する
見通しになりました。
発表によりますと、ヤフーの
親会社の
ZホールディングスとLINEは、
各国での
競争法の
審査が
完了するめどが
立ち、
来年3
月ごろの
統合を
目指すとしています。
当初はことし10月に統合する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一部の国での手続きが終わらない見込みとなり、統合の時期に遅れが出ると説明していました。
また、両社の親会社であるソフトバンクと韓国のネイバーを含めた4社が新たに業務提携を結び、各国の審査が終了したあと、共同開発や技術協力などを検討していくことになりました。
今回の経営統合が実現すれば、ネット通販やSNS、金融サービスなどを一手に担うグループが生まれることになり、両社はアジア発祥のIT企業として、アメリカや中国の巨大IT企業に対抗することを目指しています。