일본어 뉴스: 新型コロナで国内初の死亡から3年当時治療にあたった病院は

新型しんがたコロナで国内こくない初はつの死亡しぼうから3年ねん当時とうじ治療ちりょうにあたった病院びょういんは

Feb 13, 2023 16:02

Furigana

新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんした患者かんじゃが国内こくないで初はじめて死亡しぼうしてから13日にちで3年ねんとなります。当時とうじ、治療ちりょうにあたった神奈川かながわ県けん相模原さがみはら市しの病院びょういんが初はじめて取材しゅざいに応おうじ、治療ちりょう法ほうが確立かくりつしていなかった当時とうじの対応たいおうを振り返ふりかえるとともに、今いまでも多おおくの高齢こうれい者しゃが亡なくなっているとして、重症じゅうしょう化かリスクのある人ひとに配慮はいりょした感染かんせん対策たいさくを続つづけてほしいと訴うったえました。

取材しゅざいに応おうじたのは、2020年ねん2月つき13日にちに、国内こくないで初はじめて新型しんがたコロナでの死亡しぼうとなった80代だいの女性じょせいの治療ちりょうにあたった国立こくりつ病院びょういん機構きこう相模原さがみはら病院びょういんです。

病院びょういんによりますと、当時とうじ、女性じょせいは重おもい肺炎はいえんの症状しょうじょうで搬送はんそうされてきましたが、検査けんさにも時間じかんがかかり、スタッフはコロナかどうかわからないまま、「N95」と呼よばれる高性能こうせいのうの医療いりょう用ようマスクをして、隔離かくりできる個室こしつで過剰かじょうな免疫めんえき反応はんのうを抑おさえる薬くすりなどを投与とうよする治療ちりょうを行おこなうしかなかったということです。

女性じょせいがコロナと確認かくにんされたのは、入院にゅういんから1週間しゅうかん後ごに亡なくなったあとで、上出かみで庸介ようすけ医長いちょうは「肺炎はいえんの進行しんこうはあまりに早はやく、非常ひじょうに厳きびしいと感かんじた。検査けんさや治療ちりょう法ほうもなくて、不安ふあんやもどかしさがあった。目めの前まえで新型しんがたコロナが死しに至いたる疾患しっかんになりうることを感かんじた」と振り返ふりかえりました。

病院びょういんでは、その後そのご、感染かんせんの第だい8波はに至いたるまで、13日にちまでに988人にんの入院にゅういんを受け入うけいれ、高齢こうれい者しゃなど71人にんが死亡しぼうしたということです。

安達あだち献病院びょういん長ちょうは「高齢こうれい者しゃが死亡しぼうするケースは決けっして少すくなくはなく、病院びょういんとして気きを緩ゆるめる状況じょうきょうではない。重症じゅうしょう化かリスクのある人ひとたちがいることに思おもいをはせて、感染かんせん対策たいさくを考かんがえてほしい」と話はなしていました。