1日朝、
新潟県の
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の
構内で
地下にあった
電気ケーブルが
焼けましたが、
その後、
火は
消えていることが
確認されました。
柏崎刈羽原発の
1号機から
7号機は
いずれも
運転停止中で、
東京電力によりますと、
放射性物質が
外部に
漏れるなどの
影響はないということです。
1日午前6時28
分ごろ、
東京電力から
新潟県に「
柏崎刈羽原子力発電所の
構内で
火災が
発生した」と
連絡がありました。
東京電力によりますと、原発の4号機から東におよそ130メートル離れた放射線物質の管理区域外で、立坑と呼ばれる地下の空間から煙が出ているのを職員が確認したということです。
消防が煙を取り除く作業などを行った結果、午前8時45分に火は消えていることが確認されたということです。
けがをした人はいませんでした。
東京電力が立坑の内部を調べたところ、地下およそ5メートルのところにあった電気ケーブルが焼けていたということで、消防などが原因を調べています。
柏崎刈羽原発の1号機から7号機はいずれも運転停止中で、東京電力によりますと、この火災で放射性物質が外部に漏れるなどの影響はないということです。
新潟県と、原発がある柏崎市と刈羽村は1日、現地に担当者を派遣し、火災の原因などについて説明を受けることにしています。