その結果、国内のオミクロン株は、少なくとも4つのグループがあり、それぞれ異なる経路で海外から入ってきた可能性があることが分かったということです。
このうちの1つは国内で流行の主流となっているウイルスで、アメリカで多く検出されているのと同じか近い系統のウイルスだということです。
また、九州地方で確認されたあと関東など全国に広がったウイルスは、アメリカやイギリスで検出される系統と同じか近いウイルスで、関東地方や東北地方で感染が広がったウイルスはヨーロッパやアジアで検出が多い系統に近い種類だということです。
一方、去年12月下旬から関西地方で広く検出されたウイルスはその後、感染が広がっておらず、クラスター対策などにより、収束したと考えられるということです。
国立感染症研究所は「遺伝情報の解析結果を疫学調査とあわせて分析することで、オミクロン株の感染経路や感染拡大のメカニズムに関する理解を深めることに役立つと考えられる」としています。