総務省消防庁によると、5月に熱中症で病院に運ばれた人は3647人でした。去年の5月より1000人ぐらい増えて、今までの5月で2番目に多くなりました。
専門家は「5月は、体が暑さに慣れる前に気温が急に上がって、たくさんの人が熱中症になりました。暑い夏になる前に、少し汗が出る運動などをして、暑さに慣れることが大切です」と話しました。
専門家は、お年寄りや子ども、血圧が高いなどの病気の人は、特に熱中症になりやすいと言っています。そして、「熱中症の40%は部屋の中でなっています。病気などでずっと寝たままの人や、1人で住んでいる人は特に危ないです。我慢をしないでエアコンを使って、周りの人も十分に気をつけてください」と話しています。