Japanese News: センバツ第1試合木更津総合 2対1で山梨学院にサヨナラ勝ち

センバツ第だい1試合しあい木更津きさらづ総合そうごう 2対たい1で山梨やまなし学院がくいんにサヨナラ勝がち

Mar 21, 2022 13:03 1

Furigana

センバツ高校こうこう野球やきゅう、大会たいかい3日にち目めの第だい1試合しあいは、千葉ちばの木更津きさらづ総合そうごう高校こうこうが延長えんちょう13回かい、タイブレークの末すえ、山梨やまなし学院がくいんに2対たい1でサヨナラ勝がちし、2回戦かいせんに進すすみました。

木更津きさらづ総合そうごうは1回かいに1点てんを先制せんせいしたあと先発せんぱつの越井こしい颯一いち郎ろう投手とうしゅが最速さいそくで140キロを超こえるストレートと変化球へんかきゅうをテンポよく投げ込なげこみ、山梨やまなし学院がくいんの打線だせんを5回かいの1点てんに抑おさえました。

試合しあいは1対たい1のまま延長えんちょう戦せんとなり、両りょうチーム得点とくてんがないままノーアウト一塁いちるい二塁にるいから始はじまるタイブレークとなる13回かいに入はいりました。

木更津きさらづ総合そうごうは、山梨やまなし学院がくいんの攻撃こうげきで越井こしい投手とうしゅが相手あいての送りバントおくりばんとを反応はんのうよくさばいて進すすむ塁るいを許ゆるさず、続つづくバッターをダブルプレーに打ち取うちとって、得点とくてんを許ゆるしませんでした。

打線だせんはそのウラ、1アウト満塁まんるいとして5番ばんの須永すなが雄太ゆうた選手せんしゅが押し出おしだしのフォアボールを選えらびました。

木更津きさらづ総合そうごうが2対たい1でサヨナラ勝がちし、2回戦かいせんに進すすみました。

山梨やまなし学院がくいんは、去年きょねん秋あきの公式こうしき戦せんのチーム打率だりつが4割わり9厘りんと出場しゅつじょう32校こうでトップとなる強力きょうりょく打線だせんがヒット6本ほんに抑え込おさえこまれ、好投こうとうを続つづけた榎谷えのきだに礼れい央ひさし投手とうしゅを援護えんごできませんでした。

木更津きさらづ総合そうごう五島ごしま監督かんとく「去年きょねんタイブレークで負まけ今度こんどは勝かつ側がわに」

13回かい、タイブレークの末すえ勝利しょうりをつかんだ千葉ちばの木更津きさらづ総合そうごう高校こうこうの五島ごしま卓たく道どう監督かんとくは「去年きょねんの夏なつの県けん大会たいかいで、タイブレークで負まけているので今度こんどは勝かつ側がわになろうと、声こえをかけました。相手あいての守備しゅび位置いちが特殊とくしゅで少すこし戸惑とまどう場面ばめんもありましたが、思い切おもいきりいけと言いっていました」と試合しあいを振り返ふりかえりました。

そのうえで、13回かいを1人にんで投なげ抜ぬいたエースの越井こしい颯一いち郎ろう投手とうしゅについて「回かいを追おうごとにコントロールがよくなり、低ひくめの変化球へんかきゅうがよかったと思おもいます。一ひとつ勝かちましたので、あとはのびのびと思い切おもいきってプレーしてほしいです」と話はなしていました。

木更津きさらづ総合そうごう越井こしい投手とうしゅ「絶対ぜったいに点てんを与あたえたらいけない強つよい気持きもち」

木更津きさらづ総合そうごう高校こうこうの越井こしい颯一いち郎ろう投手とうしゅは「試合しあい前まえからけっこう調子ちょうしがいいと感かんじていました。タイブレークは絶対ぜったいに点てんを与あたえたらいけないと強つよい気持きもちを持もって臨のぞみました。しっかりと内角ないかくを攻せめることができたと思おもいます」と話はなしていました。

山梨やまなし学院がくいん吉田よしだ監督かんとく「相手あいての投手とうしゅをなかなか打うてなかった」

山梨やまなし学院がくいんの吉田よしだ洸こう二に監督かんとくは延長えんちょうとなった試合しあいを振り返ふりかえり「13回かいまで相手あいての投手とうしゅをなかなか打うてなかったという印象いんしょうです。最後さいごまで投なげきった榎谷えのきだに礼れい央ひさし投手とうしゅをほめてあげたいです」と話はなしていました。

延長えんちょう13回かいタイブレークの守もりで内野ないやに5人にんを配置はいちした采配さいはいについて「1点てん取とられたら終おわりの場面ばめんだったので、相手あいてのミスに賭かけようと思おもいました。もともと練習れんしゅうしていました」と話はなしていました。

山梨やまなし学院がくいん榎谷えのきだに投手とうしゅ「気合きあいで投なげようとしすぎて球たま浮ういた」

山梨やまなし学院がくいんの榎谷えのきだに礼れい央ひさし投手とうしゅは「1回かいは緊張きんちょうもあって、球たまが浮ういてしまい、変化球へんかきゅうのキレもなかったですが、3回かいからは自分じぶんのピッチングができました」と試合しあいを振り返ふりかえりました。

延長えんちょう13回かい、フォアボールで押し出おしだし決勝けっしょう点てんを与あたえた場面ばめんについては「力ちからが入はいりました。気合きあいで投なげようとしすぎて球たまが浮ういてしまったので、夏なつは気持きもち切り替きりかえて冷静れいせいに投なげられるように修正しゅうせいして戻もどってきたいです」と話はなしていました。