東京電力は、
今月16
日の
地震の
影響で
運転が
止まった
発電所の
復旧が
進まず、
電力需給が
非常に
厳しく
なる見通しだとして、22
日、
日常生活に
支障のない
範囲で
節電に
協力するよう
呼びかけることにしています。
今月16日に宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した地震の影響で、東京電力管内に電力を送る福島県広野町の広野火力発電所6号機などは今も運転停止の状態が続いています。
こうした中、関東地方では22日、低気圧と寒気の影響で気温が下がり、雪や雨が降る見込みで、東京電力は暖房需要が増える可能性があるとして、22日は日常生活に支障のない範囲で一般家庭に節電に協力するよう呼びかけることにしています。
具体的には
▽使っていない部屋の電気や暖房を消すこと、
▽暖房をつけるときにはドアや窓の開閉を少なくすること、
▽テレビを見るときには明るさの設定を変えることなどが挙げられます。
東京電力はすでに企業などに対して、同じ期間に工場の稼働時間をずらすなどの対策を呼びかけていて「不測の停電を回避するために、節電へのご協力をお願いしたい」としています。