厳しい
猛暑により
デパートを
訪れる客が
減った
影響などで、
先月の
全国のデパートの
売り上げは
2か月ぶりに
減少に
転じました。
日本百貨店協会によりますと、
全国の
デパート219
店の
先月の
売り上げは、
合わせて5132
億円でした。
このうち、営業を継続している店どうしを比べた売り上げは、前の年の同じ月を6.1%下回り、2か月ぶりの減少となりました。
全国的に厳しい暑さが続いたことに加え、豪雨や台風の影響もあり、デパートを訪れた客の数が3.9%減少し、大きく落ち込んだことが要因だということです。先月末には、デパート各社が初めて足並みをそろえて、この夏2回目となるセールを行いましたが、猛暑などの影響を挽回するまでには至りませんでした。
日本百貨店協会は「天候の影響を大きく受けたが、セールを2回行う取り組みには手応えがあった。この冬にも業界を挙げて同様の取り組みを行って、消費を呼び起こしたい」としています。
一方、日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパーの先月の売り上げは1兆1301億円で、暑さによる野菜の値上がりの影響もあり、前の年の同じ月より1.5%増加しました。