大リーグで
日本選手として
2人目のノーヒットノーランを
達成した
岩隈久志投手が11
日、
今シーズン限りでマリナーズを
退団することを
明らかにしました。
岩隈投手は
現役を
続け、
日本球界への
復帰を
目指す意向を
示しました。37
歳の
岩隈投手は、
去年9月に
右肩の
傷んだ
組織を
取り除く手術を
受け、
今シーズンはマリナーズとマイナー
契約を
結び、
大リーグ復帰を
目指してリハビリを
行ってきました。
当初は今シーズン中の大リーグ復帰を目指していましたが、右肩に痛みが出て調整が遅れ、ここまでマイナーリ-グでの3試合の登板にとどまっています。
岩隈投手は11日、マリナーズの本拠地シアトルのセーフコ・フィールドで取材に応じ、今シーズン限りでマリナーズを退団する考えを示しました。
そのうえで「1年間やってきて、最後はいい形になってきたと思うし試合で光が見えた。僕の野球人生はもう長くないので、日本の球界で最後に試合に出たい」と述べて日本球界への復帰を目指す意向を示しました。
岩隈投手は、マリナーズに所属した7年間を振り返り、「挑戦する気持ちで大リーグに来て7年間、すごく貴重な経験になった。シアトルが本当に大好きで、このチームも大好きなので離れるのは寂しい。ファンの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。
岩隈投手は、大リーグ通算で63勝39敗、防御率3.42の成績を残し、2015年8月のオリオールズ戦では、日本選手で野茂英雄さん以来となるノーヒットノーランを達成しました。