気象庁の
梶原靖司予報課長は
午後2時から
会見を
開き、
台風による
被害が
出ている
沖縄や
奄美について「
台風の
動きが
遅いため、あす30
日にかけて、
猛烈な
風と
猛烈なしけが
続く見込みだ」と
述べました。
また、
今後の
台風の
見通しについて「
台風は、
非常に
強い勢力を
保ったまま、あす30
日に
西日本に
近づき、
あさって1日にかけては
東日本と
北日本を
縦断する
見込みだ。
広い
範囲で
大雨や
猛烈な
風が
吹くおそれがあり、
特に、
紀伊半島から
東日本の
太平洋側を
中心に、
記録的な
暴風となるおそれが
ある」と
説明しました。
そして「台風が接近する時間帯を中心に顕著な高潮となるおそれがある」と指摘したうえで、警戒事項について「暴風やうねりを伴った高波、大雨による土砂災害、高潮などに厳重な警戒が必要だ。各地の気象台の発表する気象情報を活用し、早めの避難や安全確保をしてほしい」と呼びかけました。