発見したのは、ダイビングクラブの幹事らです。生徒を連れて潜るため、新しい場所を探検していたということです。潜水艦は、ほぼ無傷だったが藻に覆われ、ハッチや潜望鏡は今や魚と甲殻類のすみかになりました。
幹事らは潜水艦について複数の専門家に問い合わせ、アリアーヌしかあり得ないと結論付けました。アリアーヌは、当時フランスの軍港だったチュニジア北部ビゼルト(Bizerte)を拠点としました。
潜水艦を発見したダイビングクラブの責任者によると、チュニジアではこれまでに潜水艦が3隻見つかっていますが、第1次世界大戦のものはアリアーヌだけだということです。