アゼルバイジャン国内に位置するナゴルノ・カラバフ自治州周辺で続く同国軍とアルメニア軍の衝突でロシア外務省は10日、アゼルバイジャンとアルメニアが停戦で合意したとの声明を発表しました。
戦闘停止の合意はモスクワでの外交協議を経て実現しており、ロシアが仲介者の役割を果たした格好ともなっています。合意内容の範囲はアゼルバイジャンとアルメニアとそれぞれ個別に合意した上で決まったとしました。
ナゴルノ・カラバフ自治州に絡む紛争は1994年に停戦合意が一応成立していました。
アゼルバイジャン外務省の報道担当者は、これまでの交戦で民間人少なくとも24人が死亡、121人が負傷し、建物300棟以上が破壊されたとの被害を主張。