日本選手で42
年ぶりと
なる海外メジャー
大会優勝を
果たしたゴルフの
渋野日向子選手は
直後の
インタビューで
今の
心境を
聞かれ「
鳥肌が
立ちすぎて、
言葉にできないです」と
笑顔で
語りました。
そして、
前半でスコアを
落として
後半に
入り
最初の10
番でバーディーを
奪った
場面について「
切り替えるためには
ここでバーディーを
取らないとなと
思っていた。
切り替えられてよかった」と
振り返りました。
首位を2打差で追うパー4の12番で第1打をドライバーでグリーンに乗せたプレーについては「ここはねらわないと悔いが残るなと思ったので、めっちゃ振りました」と話しました。
そして「本当に日本でやっているような雰囲気だったし、日本人の声も聞こえていた。前半はちょっと緊張していたが後半はあまり緊張せず、最後のパットもそこまで緊張していなかった。ここで決めるか、スリーパットするか、と思って強気で打ちました」と優勝を決めたバーディーパットを振り返りました。
20歳 海外初挑戦で制覇
渋野選手は岡山市出身の20歳。
8歳の時に友人に誘われてゴルフを始め、小学生の頃はソフトボールもしていましたが、中学時代にゴルフに専念しました。
去年、プロテストに合格してことしから本格的にツアーに参戦し、安定感のあるショットと勝負強いパッティングですぐに頭角をあらわして、5月にツアー初優勝を国内メジャー大会で果たしました。
これは日本選手では史上8人目の快挙で、さらに7月に神奈川県で行われた大会でもプレーオフを制して優勝し、ツアー2勝目をあげました。
この2勝以外にも10位以内に6回入るなど安定した成績を残し、国内賞金ランキングで現在2位につけています。
今回の全英女子オープンは、渋野選手にとって初めての海外での大会です。