かんぽ
生命は
不適切な
保険の
販売だった
可能性がある18
万件余りの
契約者に対し、
5日から
個別に
書面を
郵送して
連絡する
取り組みを
始めました。かんぽ
生命は、
古い契約から
新しい契約に
移る「
乗り換え」の
際に
顧客が
新たな
保険に
入れず
無保険の
状態になったり、
新旧両方の
保険で
保険料を
二重に
支払ったりした
可能性がある
およそ18
万3000
件について、
詳しく
調査することを
決めています。
これらの契約者に書面を送る取り組みが5日から始まりました。
書面には、保険の契約ごとにどのような不利益を被った可能性があるかを説明したうえで、後日、電話や訪問で状況確認を行うことなどが記載されているということです。
かんぽ生命は今月中に発送を終えるとともに、今後、コールセンターから電話したり直接訪問したりして契約時の状況や顧客の意向を確認し、必要に応じて、元の契約に戻したり払いすぎた保険料を返したりする方針です。
かんぽ生命によりますと、社員が金銭を要求することはなく、銀行のキャッシュカードを預かったりパスワードを聞いたりすることもないということで、「詐欺などに注意してほしい」としています。
かんぽ生命はこれとは別に、およそ3000万件に上るすべての契約についても顧客に不利益がなかったか検証することにしていて、来月の終わりまでに書面を送ることにしています。