スノーデン氏は2日、自身のツイッターでアメリカ人の妻とともにロシア国籍を取得する方針を明らかにしました。アメリカの国籍は捨てず、二重国籍を希望しています。
インタファクス通信によりますと、来月にも生まれる予定の子どもがロシア国籍となる見通しのため、スノーデン氏も国籍の取得を決断したということです。スノーデン氏はすでに永住権を取得して5年以上、ロシアで暮らしていることから、顧問弁護士は国籍も容易に取得できるという認識を示しています。
スノーデン氏を巡っては、アメリカで国家機密漏洩(ろうえい)の疑いで訴追されていますが、今月3日の大統領選挙の結果によっては恩赦が与えられる可能性もあると注目が集まっています。