全長約34メートル、幅約12メートルの「美讃」は、瀬戸内海の海面に浮かぶごみを回収する海のお掃除船であり、19日、高松市で一般公開されました。
1回の出動で約12トンのごみを回収することができる美讃は、今年7月の西日本豪雨の際にも活躍しました。
西日本豪雨では、中四国地方の川から瀬戸内海に流木やプラスチックなどの大量の災害ごみが流れ出ました。
こうした海上の漂流物は、船のスクリューに絡まったり、船体を傷つける恐れがあるため美讃が出動しました。1カ月で年間の回収量とほぼ同じ量に当たる約200トンのごみを回収しました。