誰でも自由に
演奏できるいわゆるストリート
ピアノが
札幌市の
大通駅に
登場し、
制服姿の
駅員による
華麗な
演奏が
話題になっています。ストリート
ピアノは
札幌市交通局が、
地下鉄の
駅に
新たなにぎわいの
場をつくろうと、
今月19
日に
設置したもので、
演奏が
始まると
大勢の
人が
集まって
聞き入っています。
中でも、地下鉄さっぽろ駅に勤務する坂下史郎さんの制服姿の演奏は、インターネットでも話題となっていて、20日、アンコールの声に応えて再びピアノを弾きました。
演奏したのは、ショパンの作品「幻想即興曲」で、演奏が終わると集まった人たちから大きな拍手がわき起こりました。
オーストラリアからの観光客は「自分の国でもストリート演奏はあるが、こんなに大勢の人が集まるものは初めてだ」と話していました。
演奏した坂下さんは「ふだん仕事をしている駅でピアノを弾くとは思いませんでした。へたくそですが皆さんに楽しんでもらえてありがたいです」と謙遜しながら話していました。
ストリートピアノは、今月25日のクリスマスまで設置されているということです。