米フロリダ州で開催された現代美術展「アートバーゼル」で、作品として展示されていた1本のバナナをアーティストを名乗る男性がその場で食べてしまう出来事がありました。バナナをむき出しのまま壁にダクトテープで張り付けたこの作品には、12万ドル(約1300万円)の値が付いていました。
作品はイタリアの著名なアーティスト、マウリツィオ・カテラン氏によるもので「コメディアン」と題されていました。7日に会場を訪れたジョージア出身のアーティスト、デービッド・ダトゥナ氏は、おもむろにバナナに近づくと、ダクトテープをはがしてバナナを手に取り、皮をむいて食べてしまいました。