中東のレバノンに
逃亡した、
日産自動車の
元会長のカルロス・ゴーン
被告とみられる
人物が
写った
防犯カメラの
新たな
映像です。
保釈中の
住居を
出たあと、
大通りからいったん
脇道に
入って
歩く姿が
写っていて、
警察などは
目立たないように
脇道を
通った
可能性もあるとみて
調べています。
海外への
渡航が
禁じられていた
日産自動車の
元会長、カルロス・ゴーン
被告(65)は
先月30
日、
中東のレバノンに
入国し、
警察などは
防犯カメラの
映像をたどって
いく「リレー
方式」と
呼ばれる
捜査で
足取りを
調べています。
その結果、先月29日の午後2時半ごろ、保釈中の住居を出たあと、東京 麻布十番に設置された防犯カメラにゴーン元会長とみられる人物が写っていたことが分かりました。
上下ともに黒っぽい服装で黒い靴を履き、帽子とマスクをしていて、大通りの麻布通りからいったん脇道に入って飲食店の前を足早に歩く姿が写っていました。
警察もこの映像を回収し分析を進めています。
さらにこのおよそ5分後には、200メートルほど離れた六本木の路上を歩く姿もカメラに写っていて、このあと港区内の高級ホテルで協力者のアメリカ人2人と合流したとみられています。
警察などは、目立たないように脇道を通った可能性もあるとみて調べています。