東京オリンピックの
観戦チケットの
2回目の
抽せん
販売について、
大会組織委員会は、
用意した
およそ140
万枚のうち
売れたのはおよそ90
万枚で、
購入されずに
残ったチケットが
予選の
競技を
中心に、およそ50
万枚あることを
明らかにしました。
組織委員会は、
去年11
月に
行った
東京オリンピックの
観戦チケットの
2回目の
抽せん
販売の
状況を、14
日公表しました。
それによりますと、およそ223万人が申し込み、当選したのはおよそ31万人で、倍率は7倍を超えました。
一方で、今回用意されたチケットおよそ140万枚のうち、実際に売れたのはおよそ90万枚で、購入されずに残ったチケットが予選の競技を中心に、およそ50万枚あることを明らかにしました。
組織委員会は「販売の際に申し込みの傾向を示したことである程度は分散したが、それでも人気競技に集まった傾向があり、座席数が多い会場の競技や予選の数が多い競技が残った」と分析しています。
この50万枚を含めたオリンピックの観戦チケットは、春以降から公式販売サイトや都内のチケット販売所での対面式での販売が行われるほか、チケットを購入した人が正規のルートで売りに出せる「公式リセールサービス」も始まる予定です。
組織委員会によりますと、1回目の抽せん販売からこれまでに購入されたオリンピックのチケットは合わせておよそ448万枚で、全国の学校や子どもたちを対象にした「学校連携観戦チケット」も含めると、およそ508万枚に上るということです。