アメリカ大統領選挙に
向けた
野党・
民主党の
候補者選びの
第2戦、
東部ニューハンプシャー
州の
予備選挙は
日本時間の11
日夜、
投票が
始まります。
候補者たちは
前日も
州内各地で
集会を
開き、
支持を
訴えました。11
月のアメリカ
大統領選挙に
向けた
民主党の
候補者選びは、
第2戦となるニューハンプシャー
州の
予備選挙の
投票が
日本時間の11
日夜に
始まります。
候補者たちはそれぞれ前日の10日も州内の各地で集会を開き、支持を訴えました。
このうち初戦のアイオワ州で大きく躍進した中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長は、首位を激しく争った左派のサンダース上院議員が掲げる国民皆保険に言及し「理想的ではあるが欠陥がある」と述べて、現実的ではないと批判しました。
一方、サンダース氏は「何百万人もの草の根の運動があるから私たちは勝利する。アメリカ国民はうそつきで汚職にまみれた大統領にはうんざりだ」と述べ、支持基盤の若者層などを意識した教育・福祉政策を訴えました。
また全米の世論調査の支持率の平均で首位を維持しながら、序盤戦で伸び悩む中道派のバイデン前副大統領は「気候変動の問題に取り組み、アメリカをクリーンエネルギーの国にして世界を再びリードする。銃の規制をつくることを約束する」と述べ、反トランプ大統領の層に訴える政策を強調しました。
事前の世論調査ではニューハンプシャー州の隣の州選出のサンダース氏が首位を走り、ブティジェッジ氏がこれに続いていて、両氏の戦いのほか、左派の有力候補、ウォーレン議員やバイデン氏の巻き返しがあるのかが注目されています。
ニューハンプシャー州の予備選挙は一部を除いて、日本時間の11日午後8時から投票が始まり、12日午前に開票が行われる予定です。