大谷選手とトラウト選手というチームのスター選手2人のホームランでリードしたエンジェルスは、9回にも追加点を挙げて5対2で勝ちました。
大谷選手は4打数1安打2打点で連続試合ヒットを「15」に伸ばし、打率は3割ちょうどになりました。
飛距離は128.6メートルで、打球速度は今シーズン最速となる188.4キロの強烈な当たりでした。 プロ20年目の39歳、通算224勝のグレインキー投手に対して、大谷選手はこの試合の前まで通算19打数4安打に抑え込まれていて、ホームランを打ったのは初めてです。 また大谷選手の直後には3番のトラウト選手も15号ソロホームランを打ってリードを広げ、「トラウタニ」と呼ばれるエンジェルスのスター選手2人がそろってホームランを打ちました。 「トラウタニ」の2人が同じ試合でホームランを打つのは今シーズン6回目、通算では28回目で、今シーズンこれまでの5回はすべてエンジェルスが勝っています。
球団によりますと、大リーグで「長打、フォアボール、得点」を連続して記録したのは1921年のベーブ・ルースの7試合連続が最長で、次いで1997年のバリー・ボンズさんと今回の大谷選手が6試合連続で続いたということで、「ユニークな連続記録」として報道陣に紹介しました。
Q.ロイヤルズのベテラン、グレインキー投手から初ホームラン。 A.まあシチュエーションがよかったので、素直にうれしいですし。 ノーアウトランナー二塁だったのでなんとかまあ、まず進塁できればいいなっていうのは。 追い込まれていたので。 結果的にホームランにはなりましたけど、しっかりコンタクトできたのがよかったかなと思います。 Q.今までなかなか捉えるのが難しかった投手(試合前までで通算19打数4安打、ホームランなし)の決め球をしっかり捉えたのは調子のよさ? A.そうですね、頭のいい投手だと思うので。 1試合の中でちゃんとこう、ストーリーを作って投げてくるピッチャーだなと思いますし。 今まであんまり打ってなかったので、まず1本打ててよかったと思います。 Q.松井秀喜さんに次ぐ、日本選手の大リーグでの通算150号。 そしてきょう151号を打ったが、マイルストーンについては。 A.きのうコメントしたとおりですね、はい。 1本1本積み重ねていけたらなと思います。
打球速度は今シーズン最速 188.4キロ
長打、フォアボール、得点…“ユニークな連続記録”止まる
試合後の一問一答