Actualités japonaises: 「コーポレートガバナンス」虚偽記載で初の課徴金

「コーポレートガバナンス」虚偽きょぎ記載きさいで初はつの課徴かちょう金きん

Dec 7, 2019 07:12

Furigana

東京とうきょうの電子でんし機器ききメーカーが利益りえきを水増みずましするとともに、社内しゃないの監査かんさ体制たいせいなどについても有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこく書しょにうその記載きさいをしていたとして、証券しょうけん取引とりひき等とう監視かんし委員いいん会かいは、2400万まん円えんの課徴かちょう金きんの納付のうふを命めいじるよう金融きんゆう庁ちょうに勧告かんこくしました。いわゆる「コーポレートガバナンス」に関にかんする記載きさいをめぐって課徴かちょう金きんの勧告かんこくが行おこなわれたのは今回こんかいが初はじめてです。勧告かんこくの対象たいしょうになったのは、ジャスダック上場じょうじょうで東京とうきょう・江東こうとう区くの電子でんし機器ききメーカー「日本にっぽんフォームサービス」です。

証券しょうけん取引とりひき等とう監視かんし委員いいん会かいによりますと、この会社かいしゃは、有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこく書しょにうその記載きさいをして去年きょねんまでの４よん年間ねんかんに利益りえきを９きゅう億おく7000万まん円えん余あまり水増みずましていたほか、「コーポレートガバナンス」の体制たいせいについてもコンプライアンス担当たんとうの役員やくいんを任命にんめいしたように装よそおったり、監査かんさ役やくと監査かんさ法人ほうじんが定期ていき的てきに意見いけん交換こうかんを行おこなっているように見みせかたりしていたということです。