兵庫県警察本部の
警察犬を
選ぶ審査会が、
三木市で
行われ、
ペットとしておなじみの
小型犬も
挑戦しました。
審査会はふだんは
一般家庭などで
飼育され、
緊急時に
出動する
嘱託の
警察犬を
選ぶもので、
証拠品のにおいをかぎ
分ける力などが
審査されました。
大型犬を中心に109頭が参加するなか、西宮市の民間の訓練所で飼育されているチワワの「コタロウ」も参加しました。
「コタロウ」は、5年連続で審査会に出ていて、7日は5つの布のにおいをかいで正解を選ぶ審査に臨みましたが、4回のうち最初の2回を連続して失敗したため失格となりました。
指導員の池鍋真里亜さんは「きょうは大きな犬に囲まれてびくびくしてしまい、実力が発揮できませんでした。どんな状況でも活躍できるよう訓練に励みます」と話していました。
警察によりますと、嘱託警察犬の多くはシェパードやゴールデンレトリーバーなどの大型犬で、チワワが選ばれたことはこれまでにないということです。