アメリカを
訪れている
岩屋防衛大臣は、
日本時間の17
日未明、シャナハン
国防長官代行と
初めて会談し、
海洋進出を
強める中国への
対応などで
緊密な
連携を
確認しました。
アメリカを
訪れている
岩屋防衛大臣は、マティス
前国防長官の
辞任で
国防長官不在の
中、
今月はじめに
就任したシャナハン
国防長官代行と
初めて会談しました。
この中で、海洋進出を強める中国を念頭に、日米両国が宇宙やサイバー空間でも緊密に連携していくことや、沖縄県の尖閣諸島がアメリカによる防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であることを確認しました。
また北朝鮮による核や弾道ミサイルの完全な廃棄に向け国連安保理決議の履行を求めていくことで一致しました。
一方、岩屋大臣は、自衛隊の哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーを照射された問題をめぐり、日米韓の連携に影響が及ばないよう、対応を検討していることを説明し、両氏は、3か国の防衛協力は北朝鮮問題などで不可欠だという認識で一致しました。
さらに岩屋大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設をめぐり、名護市辺野古沿岸部の埋め立てを開始したことを説明するとともに、基地負担の軽減に向けた協力を要請しました。