東京都内で
火災による
死者が
相次いでいることから、
東京消防庁は29
日、
担当者を
集めて
緊急の
会議を
開き、
各地域での
巡回活動や
高齢者への
防火指導などを
強化して
いくことを
確認しました。
東京都内では27
日、
日野市で
住宅が
全焼し
4人が
死亡する
など火災が
相次いでいて、ことしに
入って
死者が27
日までに18
人と
去年の
同じ時期と
比べて11
人増えています。
亡くなった人の多くが65歳以上の高齢者で、特に夜間や早朝に火事が起きた際、速やかに避難することができないケースが多いということです。
東京消防庁は29日、都内の81の消防署の担当者を集めた緊急の会議を開き、各地域での巡回活動や高齢者への防火指導を徹底するなど対策を強化していくことになりました。
この時期は空気が乾燥しているため火の回りが早く、ぼや程度でも大きな被害につながるおそれがあるということで、東京消防庁の松井晶範警防担当理事は「ガスコンロや暖房器具などを使った際は火を消したかどうかの確認を徹底してほしい」と話していました。