京都の
大学生らの
グループが、
若い女性に
高額な
借金を
負わせ
風俗店にあっせんしたとして
大学生の
男らが
逮捕された
事件で、
警察は
新たに
学生2人を
逮捕し、
女性に
声をかけるスカウトのリーダー
格とみて
調べています。
逮捕されたのは、
いずれも
同志社大学の
高橋勇斗容疑者(21)と
西村淳生容疑者(21)です。
警察によりますと、2人は、去年1月以降、京都市の当時19歳と20歳の女性2人を大阪市内の風俗店にあっせんしたとして職業安定法違反の疑いが持たれています。
調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。
警察によりますと、この事件では有名大学の学生を中心とした20人ほどのスカウトグループが京都の繁華街で声をかけた若い女性を、すでに逮捕された岸井謙典容疑者(24)の経営するバーに連れて行き、飲食代として高額な借金を負わせたうえ、風俗店にあっせんしていたということです。
今回新たに逮捕された2人は、学生のスカウトグループのリーダー格とみられ、警察はグループが1年余りの間に延べ260人余りの女性を風俗店に組織的にあっせんしていたとみて調べています。
同志社大「コメントできない」
この事件で学生3人が逮捕された同志社大学は、取材に対し「大学として事実を把握していないためコメントすることはできない」としています。