太陽と月の間に地球が入って、地球が影になって、月が見えなくなることを「月食」といいます。
8日の夜は満月でしたが、午後6時14分ごろから月は少しずつ細くなりました。そして、午後7時24分ごろから8時24分ごろまでの1時間、月が全部地球の影に隠れる「皆既月食」になりました。
「皆既月食」の間、月は暗い赤色に光っていました。「月食」は午後9時34分ごろに終わりました。
8日は、雲が少なくて、あまり遅い時間でなかったため、日本のいろいろな所で大勢の人が月を見て楽しんでいました。
次に日本で「皆既月食」を見ることができるのは、来年の4月4日です。