事故が起きないように、自動で車を止めるブレーキなど安全装置が付いた車が増えています。
国土交通省は23日、このブレーキなどがどのくらい役に立つか、いろいろな会社の車を調べる試験を初めて行いました。調べたのは、特別な電波などで前にいる車を見つけて、自動で車を止めるブレーキです。ウインカー(=進む方向を知らせるライト)を出さないで、走っている道の外に出そうになったとき、運転手に危ないと教える車も調べました。
国土交通省によると、試験を行った8つの会社の26の車は大体いい結果が出ました。
国土交通省は「今までは事故があったとき、乗っている人がけがなどをしないかどうかを特に調べていました。これからは、事故が起きないようにする装置の試験をもっと行っていきます」と話していました。