三重県尾鷲市にある会社では、近くで育てた「たい」という魚を使って、「たいの姿焼き」を作っています。たいを小さく切らないで1匹のままの形で焼いた「たいの姿焼き」は、お歳暮や正月用に人気があります。たいは寒い季節においしくなるため、今、どんどん作っています。
姿焼きは、たいのお腹から内臓を出したあと、そこにわかめを入れます。形をよく見せるためです。そして、たいに塩をつけてオーブンで約30分焼くと、わかめの味もするおいしい姿焼きができます。
この会社の社長は「たいは『めでたい』と似ている言葉なので、食べるといいことがあると言われています。寒くなって、大きく育ったたいを使って、おいしい姿焼きができました」と話していました。